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日大アメフト部の宮川泰介選手は内部告発で就職活動は苦労しそうだね

日大アメフト部の宮川選手の記者会見を見ました。とても正々堂々として立派でした。ただ、監督の言いなりになってしまったことだけが本当に残念です。

今回の問題でもですし、山口達也さんの問題でも同じように感じるのですが、傷つくのは本人だから『断る』という選択肢も常に頭の中に持っておくべきなんですよね。

宮川選手はおそらくもうアメフトはしない事でしょう。ですが、同じアメフトをしなくなる結果でも、先に自分が『監督、それは自分には絶対できないです』と言って、アメフト部を去ることだってできてたはずなんです。

そして、山口達也さんの被害者女性も『行きません』と言うべきだったし親御さんも『芸能活動が続けられなくなっても良いから危ないと思った時は断るんだよ?』と言い聞かせていれば傷つかずに済んでいたわけなんですよね。

何て言うか、日本の教育って上から指示されたことは全て従うように仕組まれていますけど、教育の在り方の間違いがこうした問題が起きる要因の一つにもなっていることに、みんなは気づくべきなんです。

今回のアメフトの問題では監督の考え方があまりにも危険で、対戦相手を負傷させたらこちらの得になるだろうというのは、スポーツ精神からかけ離れた思想であり、殺人にもつながりかねない危険な思想です。

私たち日本人は北朝鮮を見て馬鹿にするようなことがありますけど、上から言われたことに服従する様を見ると、私たち日本人も北朝鮮と大して変わりがない事がよくわかります。

宮川選手は『やるしかなかった』と言ってましたが、これはおそらく他の学生も同じ立場になれば同じように言うしかないでしょうし、立場の違う大人でも会社の指示だから断りようがないというのと同じでやるしかなかったと言うでしょうね。

私は今回の記者会見で感じたことは、宮川選手が真相を語ったことで就職活動に大きく影響を及ぼすだろうなという事です。どうしてかというと、内部告発に近いことをしたわけですから、企業にとって不都合なことを話す社員は煙たいからです。

過去に、西宮冷蔵と言う会社が雪印食品の偽装を告発したことで、西宮冷蔵は正しいことをしたのにもかかわらず、業界から締め出しを食らい荷物を預けてもらえなくなって経営困難に陥りました。

本来、こうした不正は正されるべきですが、日本にはブラックな会社が山ほどあり、会社にとって都合の悪いことをしゃべる社員は来てほしくないんですよね。こうした理由から、宮川選手は就活でかなり苦労をするのではないかと心配します。

本当に悪いのは日大アメフト部の監督ですが、やはりその指示を断り切れなかった宮川選手にも今回の問題の要因があります。しかし、彼は彼自身の責任を記者会見の場で果たしましたから、彼の未来が明るいものになってほしいです。

事実を明るみに出すという事で報道関係の仕事をするといいかもしれませんよね。

5月23日追記

この記事はコメントがついていますのでこの問題について興味のある方は是非ご覧になってください。

5月27日追記

この記事のコメントでkenさんが今回のアメフト問題の本質について書いてくださっています。就職活動をしている学生さんにとって本当に価値あるコメントなので是非ご覧になってください。

5月29日追記

就職活動をされている学生さんは、kenさんの2回目のコメント必読。組織人としての心得が書かれてあります。非常に価値の高いコメントですので是非ご覧になってください。

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コメント

  1. heel より:

    この一件は、武井壮さんも言っていましたが、スポーツ界の闇を知らないとあれこれ言えない話ですよ。
    大学の体育会系なんて本当に酷いですからね。野球部とか今回のアメフトとかチーム競技は特に。
    日大アメフトは甲子園ボウルで優勝するほどのチーム。実業団からの引きも多いでしょうしね。
    つい先だっての、女子レスリング問題も同じです。伊調馨選手は、五輪4連覇、国民栄誉賞の人ですよ。それなのに闇のパワハラに屈して干されていたんです。

    「そんな卑怯なこと出来ないから辞めます」なんて言えないでしょうね。彼は追い詰められていたんですから。
    それでも一般人でまだ20歳である大学生の彼はしっかり会見しましたね。
    真実を告げ、謝罪し、アメフトも辞めるとキッパリ言った。
    彼のこれから(就職も含めて)は、あの会見を評価して拾ってくれる企業はあると思いますよ。
    むしろとばっちりは、「日大」という地に落ちた学歴を背負ってしまったその他の、アメフトとは何の関係もない学生たちでしょうね。可哀想に。

    日大アメフトは解散かも知れないですね。でも、こういうスポーツの闇は、そんな簡単にはなくならないし、また同じようなことは起きますよ。
    ただ、危機管理の上の謝罪会見としての雛型は作られたかも知れない。

    山口氏の件に関しては、述べるに値しないので割愛。

    • naoko より:

      heelさま

      heelさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

      伊調馨選手の場合は、パワハラを受けてましたけどそれは肉体的な嫌がらせではなく、精神的な嫌がらせを受けていたわけで、伊調選手が粘り強く活動することで問題が解決の方向へ向かう可能性があるので彼女の場合は辞める理由はありません。

      しかし、今回の宮川選手の場合は監督コーチの指示により関学選手を潰してこいとのことで、選手生命どころか人としての人生を潰しかねないその指示は聞き入れられないと断るべきです。

      それに宮川選手は、反則行為のあった試合で退場させられた後、泣いていたと彼は証言していました。つまり、彼の心の中では『やってはいけないことをやってしまった』と後悔の念に駆られていたことを物語っています。

      この認識を後でできるのなら、先に『監督、それは間違ってますよ。私にはできません』と断る事も可能だったはずなのです。それができなかったのは宮川選手の失敗だったし、日本人の多くが断ることを選択肢に持たない間違った考え方なのです。

      宮川選手の今後ですが、彼自身で事業を起こすのが一番いい道じゃないかなって思いました。例えば、関西学院大学で過去にアメフトで事故に遭い、下半身不随になった猿木選手は税理士事務所を開業しました。

      自分自身が会社の頂点に立てば上の都合であれこれ気を揉むこともないですからね。でもやっぱり雇われるとなれば、会社にとって都合の悪いことを言う人間の存在は煙たがられると思いますけどね・・・。

      日大については、監督コーチの考え方が取り上げられてるだけですし、日大生と言うくくりで判別されることは確かにとばっちりですが、そういう風に見る周りの人間はその程度だと認識していれば問題ないと思います。

      本来なら記者会見で宮川選手のほかに、アメフト部監督とコーチが一緒にいるべきところ、彼一人だけの記者会見になり、宮川選手を守るべき二人が居ないことは本当に残念の一言に尽きます。

      いつもコメントありがとうございます。

      • heel より:

        ああいった大学体育会系の強いチームというのは、ある意味監督に洗脳されているようなもんですからね。監督に楯突くことは彼らの頭にはないんですよ。
        大怪我しててもアドレナリンが出ていると痛みを感じないようなものです。
        また、宮川選手も伊調馨選手も、精神的パワハラとしては同じですね。
        伊調馨選手は練習場を奪われた。
        宮川選手は「選手として」干されつつあり、どんどん追い込まれて行った。
        「断るべき」という一般の社会通念は黙殺されているんです。断れなかったと言って彼を責めるのは違う(まあ、普通の人でも、人生で一度か二度は、断りきれない場面に立たされますがね)。
        プロ野球でも、ピッチャーに「ぶつけてこい」と言うのなんてよくあることだし。
        我々が経験した部活ランクの「フェアプレーに則り」汗と涙と友情のスポーツとは別物なのです。
        宮川選手の会見を、もう一度よく聞いてみて下さいな。
        宮川選手は「鉄砲玉」として使われた。
        彼は真面目過ぎたのかも知れませんね。

        関学の猿木さんのことは存じております。
        彼の手記を読んだこともありますよ。

        • naoko より:

          heelさま

          再びコメントをくださいましてありがとうございます。

          日大の選手や他の大学のアメフトの選手もひょっとすると、heelさんのおっしゃるように洗脳されているのかもしれません。

          ですが、はいそうですかと終わっていい問題ではありませんよね。

          洗脳と言えば、日本が戦争に突入した時もお国のためにと言う理由で一般人が徴兵され戦場へ駆り出されました。そして、日本は戦争に敗れ個人個人が自由な意思で活動ができるようになり国に強制されるようなことはありません。

          過去の失敗を国が反省したから自由主義国家として日本は成り立っています。

          ところが、現実社会を見て見れば会社の言いなり、学校の言いなり、指導者の言いなり、自由な意思で活動ができるはずなのに、どういう訳か上に立つ人物の言いなりになっています。

          この理由は、個人レベルで自由な選択を選ばずに、上の言う通りに動くことを選んでいるからですよね。自分で考えるのが面倒くさいから誰かの言うとおりにしてれば良いだろう。そう思って行動をしているわけです。

          干されたから試合に出られない?だからと言って人を傷つけてまで試合に出て良いはずがないし、洗脳されてたから私には責任はありませんというのも違います。上に立つ人間に良いように使われることのないように自分で判断できるようになるのが大人です。

          伊調馨選手はパワハラを受けていましたが、彼女自身の行動で誰かを傷つけるようなことはしていませんので、師弟関係におけるパワハラは共通していますが、選手を中心とした出来事を考慮した場合、全くの別問題です。

          それと、heelさんはプロとアマチュアの世界は異なると思っているようですが、それは違いますよ。

          今回の問題は、パスを投げ終わり、QBの選手は邪魔をされる理由がない状態になってるところへ背後から激しいタックルを受けました。

          これを野球で例えると、三振を打ち取られた打者がベンチに引き返そうとしているところに後ろからボールをぶつけて怪我をさせるようなものです。

          監督やコーチからバッターにぶつけてこいと指示があったとしても、それはプレー中に限ってのことです。監督指示があったからと言って三振に打ち取った後ぶつける投手はいませんよね。

          プロ野球の打者は、打席に入った時からどんな球が来ても対応できるだけの運動神経を持っています。投手もそれを信じているから頭を狙ったり体を狙ったりできるのです。

          プロのプレーは一般人から見れば危険に見えても、相手を信頼するという心理を理解すればフェアプレーなんです。だから投手が打者にわざとぶつけるボールを投げても乱闘にはなっても問題にはならないのです。

          ですが、アメフトの問題のプレーは相手の運動神経を信頼してのプレーではないのが一目瞭然で、あれはスポーツでも何でもなく喧嘩でしかありません。

          従って、宮川選手が責められたことは当然のことです。しかし、彼は自分自身の説明責任を果たしましたし、彼自身、心優しい青年であることはあの会見を見ればわかることなので、今後の人生が明るいものになってほしいと願ってます。

          残るは日大アメフト部の監督だった内田元監督とコーチです。宮川選手を鉄砲玉として扱ったことは世間から非難されるのは当然のことです。

          いつもコメントをくださってありがとうございます。

  2. heel より:

    すみません、追伸です。
    あの会見をした宮川選手を、内部告発をした口の軽い人間などと評価する人はまずいませんよ。
    今日も、朝からこの件でいろいろな方面から意見が寄せられるのをテレビで見ましたが、彼の会見は立派だった、という点ではほぼ合致。
    さらに、辞めた監督は、日大でナンバー2の席にいる、人事にも権力のある人だったそうで。
    そんな人に1部員である彼が抵抗出来ると思いますか?
    あんなに真摯に謝罪できるスポーツマンの青年を、退部どころか退学もありかというところまで追い詰めた権力を振りかざす大人たちがひたすら恐ろしい。

    ただひとつ、幸運だったのは、被害者の関学の選手の怪我が比較的軽症で済み、少しずつ練習も出来ていること。
    神様が、宮川選手に味方してくれた幸運だと思います。

    • naoko より:

      heelさま

      heelさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

      私ももちろん宮川選手は立派な青年だと認識しています。そして、彼のあの記者会見を見たからこそ私は彼の将来が心配になりましたし、彼の未来がいい方向へ進んでほしいと思うようになりました。

      そして、関学のQBの選手の怪我が後遺症になる可能性が非常に低いことは本当に不幸中の幸いで、問題のプレーは確かにいけない事なのですが、どうか宮川選手のことを許してあげて欲しいと思っています。

      宮川選手の人生にとって、アメフトの道はどの道を選んでも終わりを迎えていたのだと思います。今回の件は非常に苦い出来事だったでしょうけれど、ずっと先の未来に今回の出来事の全てが活きるときが来たら良いなと思います。

      日大の権力についてはしかるべき存在によって正されることを願うばかりです。私が今後の人生で権力によって他人を傷つけるような選択に迫られた時、天秤に自分の死を乗せられない限り相手を傷つける選択は選びません。

      もし、自分の命が天秤にかけられた時はその時の状況によって答えが変わるかもしれません。ただし、選手生命だとかの命なら躊躇なく捨てます。

      最後になりましたが、最近heelさん以外の方からもコメントを頂くことが増えたことで、コメントを都度承認制に切り替えることにしました。heelさんだけとの会話なら問題ないのですが、コメントの即時公開がされなくてごめんなさい。

      いつも、コメントをくださいましてありがとうございます。

  3. naoko より:

    私の発言に誤りがありました。野球は頭部に危険球を投げると退場させられますし、相手の運動神経を信頼して危険球を投げることは非常識ですね。ルールを知りもせずにコメントに返事をしてしまい申し訳ありませんでした。

    私自身の意見を正当化するために無茶な理屈を並べてしまい申し訳ありませんでした。

  4. heel より:

    おはようございます。
    昨夜の日大の会見は酷いものでしたね。可愛いはずの教え子を守るどころか自分の保身最優先のためオロオロ。あまつさえ元監督(兼日大上層部)は最終的にコーチに責任丸投げの体たらく。関学側はもとより日大の学生たちや親御さんもさぞ呆れているかと。

    TwitterのTLが流れてくるのを読んでいると、若い人たちも呆れつつ、怒りつつ、いい意見もありました。
    「宮川君は、こんな大学辞めて、アメリカの学生トライアウトでも受けてアメフト続けたらどうかな」
    「宮川君は是非欲しい人材(by高須克也)」
    皆、宮川選手のこれからを心配しているようです。
    私も、彼は「反社会勢力」に呑まれてしまった気の毒な若者と思います。
    ただ、こういうタイプのスポーツ(アメフトを始め、サッカー、ラグビー等)は、反則ギリギリで相手選手にプレッシャーを与えることは普通に行われる作戦のようです(サッカー経験者の意見が多かった)。
    私は昨日「洗脳」と書きましたが、指導者にカリスマ性があって慕われているほど、そういった「作戦」を指示されれば普通に従うでしょうね。
    これは、体育会系の強いチームにいた人なら宮川選手のプレーについては理解出来るのでしょう。
    今回は、余りにも分かりやす過ぎたのでこれだけの事件になりましたが、日本中には宮川君のような選手はたくさんいるでしょうね。

    貴女は、「権力に負けず、正しくないことを断れなかったことは弱い=悪」というご意見ありきのようですが、それはまだ大きな組織に飲み込まれた事がない人が感じる正義です。
    そして、人間はそんなに強くない。私は、ただの主婦ですので、イヤなことはイヤだよ~で生きて来れましたけど、そう世の中は単純には行かないことは予想がつきます。
    ですので、貴女は貴女、私は私の「正しいと思える判断」で生きて行けば良いと思いますよ。

    最後に、人の親としては、被害者選手、宮川選手両方の親御さんの心境を慮るにつけ胸が痛みます。
    以上、長々と失礼しました。

    • naoko より:

      heelさま

      heelさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

      日大アメフト部元監督とコーチの会見は酷いものでしたね。あの会見内容でいったい誰が納得するのやらと言った内容でした。しかし、あの姿は何も日大上層部だけではなく、一般企業でも似たようなものだと私は考えています。

      ですが、高須先生のように宮川選手を欲しい人材と評価するコメントを今知ったことで、私は世の中のマイナス面を見ることに慣らされていたようにも感じました。

      高須先生だけではなく他の企業のトップの方の中にも、彼にとって希望になるような光が存在しているでしょうし、そうした方たちと縁が繋がって彼の未来が良いものになってほしいと思います。

      私が普段生活する中で大きな組織に飲み込まれたような経験はありませんが、日本に住んでいる事は、考えようによっては大きな組織に属しているとも言えますよね。

      北朝鮮問題とか憲法9条改正の報道を見ると、日本は戦争に巻き込まれたりするの?と考えることがあります。しかし、たとえそうなったとしても一般人が以前の戦争のように徴兵される流れになったらそれは断固拒否の姿勢を貫きます。

      私もheelさんと同じで嫌なものは嫌ですし、やりたくないことはやりませんで通してきましたが、私のような生き方ができる人ばかりではないようです。

      特に男の人なんかは仕事で嫌な事があっても我慢をして家族のためにと思って仕事をする方が本当に多いですが、私からしてみれば本当に辛かったら悩みを打ち明けて欲しいと思いますし、本当に辛かったら私も頑張るよって思います。

      それがお互いを支えあう事だと思ってますけど男の人ってなぜか相談ってしませんよね。今回の日大アメフト部の問題は、宮川選手のご両親からすればどうして一言相談してくれなかったのかと残念がってる気がします。

      親は人を傷つけるために子供を育ててきたわけじゃないですし、宮川選手だってそれを理解しているから反則をした後、涙を流していたのですよね。

      私はもっと自分の行動についてどうあるべきかを相談してほしいなと思います。その為に家族があると思いますし、その家族を頼れないのなら家族の存在意義は何なのでしょうね。

      人を傷つけてから取り返しのつかないことをしたと後悔したり、人から傷つけられたと泣くのなら、その前に相談してほしいって思うのです。

      いつもコメントをくださってありがとうございます。

  5. ken より:

    ご意見読みました。
    恐らく、宮川容疑者は、普通の会社にはまず、就職は難しいと思います。

    大手企業で働くと分かりますが、組織人の基本は、『信念にそわないことでも、指示される前に、上司の期待に応える働きをする』ことであり、この基本に忠実な社員が評価され、出世していきます。

    また、公にはなりませんが、大手企業になると何万人という従業員がおり、中には変な管理職が居て、「パワハラ」や「コンプライアンス違反(法令違反)の業務指示」を受けることは必ずあります。

    私も、上司から「コンプライアンス違反(法令違反)の業務指示」を示唆されたものの、拒否し続けた結果、激しいパワハラを受け、終いには、「業務担当」を外され、全ての仕事をはく奪され、上司から「俺の指示に従えないとは、組織人として合っていないだろう。そもそも、うちの会社に向いてないのではないか?他に道を探したらどうだ?」と退職強要まで受け、下痢や嘔吐、不眠症などの症状を引き起こし、心療内科へ通った経験があります。

    それ故に、宮川容疑者が追い込まれた状況は、大変理解できますが、この時に、一線を越えてしまうか?踏みとどまるか?で、その後の組織人としての結果が変わります。
    私の場合、最後には吹っ切れて、「もう、会社を辞めてもいい」と思うに至り、本社のコンプライアンス窓口に相談に行きました。
    その結果、人事部や監査室など会社の幹部が迅速に調査して動いてくれた結果、事実が認められ、会社から法令違反を是正する社内通達が出され、上司(本部長クラスの権力者)は処分されました。
    私自身も、直ぐに人事異動になり、「赤字でいつ売り飛ばされるか分からない事業部」から「業績好調の主力事業部」へ転籍になり、その後は順調に仕事を任せて貰い、キャリを積ませて貰っています。

    20代の若かりし頃の話ですが、今思うと、宮川容疑者と同じ暴挙に及んでいた場合、私も「犯罪者」「組織を売り飛ばした裏切り者」として扱われ、今の仕事も立場も無かったと思います。

    やはり、追い込まれた時の対応として重要なことは、「私利私欲」で判断するのではなく、「組織人としてのあるべき姿」を守ることだと感じました。

    1週間、試合や練習から外されパワハラを受け、監督から「試合に出たければ、相手を潰してこい」と指示されて、「自分が試合に出たい」という私利私欲に駆られて、殺人的反則タックルという暴力に及んだことが、第一の間違いで、これで宮川容疑者は犯罪者になりました。
    そして、被害者が被害届を出して、警察が捜査を始めた途端に、弁護士同伴で記者会見を開いて、「監督やコーチからパワハラを受けていけ、試合に出たければ、相手を潰せと言われてやらざるを得なかった」と、監督やコーチの教唆罪を主張して、宮川容疑者自身の刑罰を軽くするために、私利私欲に走って「組織と上司を売り飛ばす行為」を行なったことが第二の間違いで、普通の会社には就職出来なくなりました。
    恐らくですが、日大の対応に従っていれば、「若気の至り」で許され、日大幹部の推薦で、大手企業に就職出来ただろうに、それすらフイにしています・・・

    宮川容疑者の一連の行動を見ていると、外部環境の影響が大きいとは言え、最後は彼自身の甘さ(私利私欲で行動してしまうところ)が、彼自身の将来を潰したのだと感じました。

    自らの私利私欲のために一線を二度も超えてしまった宮川容疑者に同情する気にはなれませんが、「組織人」として、「私利私欲」に駆られてはいけない!と改めて勉強になる事件でした。

    • naoko より:

      kenさま

      kenさん、初めまして。こんばんは。そして、経験に基づく大変貴重なコメントをくださって本当にありがとうございます。

      まず初めに申し上げますが、kenさんのように自分を大切にし、企業にすがらず執着心を持たない方がもっと増えて欲しいと思ったのと同時に素晴らしい方と感じました。彼女さん、もしくはお嫁さんにとっては苦労しそうですが(笑)。

      そして、kenさんも上司からの多大な重圧にさらされ大変でしたでしょうね。体調不良も生じて本当につらかったと思いますが、そうした重圧に屈さず信念を貫き通したのは本当に素敵です。現在は順風満帆のご様子で本当に何よりです。

      さて、宮川選手の件ですが、私もkenさんがおっしゃるように普通の会社で就職するのは厳しいのではないかと考えています。

      監督コーチの指示が間違っていたとはいえ、それを実行してしまった以上、監督コーチと同じ態度を貫き通さなくてはなりません。しかし彼は、自分の行動は間違っていたという事で記者会見を開いてしまいました。

      このことは、kenさんがおっしゃるように『組織と上司を売り飛ばす行為』になります。私自身この言葉が出てきませんでしたが、kenさんのコメントを読むことで私が思っていたことが明確になりました。

      彼が開いた会見は事故を明らかにする証言になりましたが、証言をする覚悟を持っていたのなら最初から反則行為をしないという選択肢を選べていたはずなんですよね。私はそれが本当に残念に思います。

      宮川選手が容疑者として呼ばれることについて抵抗を感じるのは、彼に良心があったからと見ていてわかるからなのですが、組織として考えた場合、彼の行動は許されない事なのですね。

      私もkenさんと同じく私利私欲に流されずダメなものはダメだとこれからも言える自分でありたいです。そして、kenさんの体験を交えたコメントを読むことで今回の事件の本質が非常に理解しやすかったです。

      コメントを下さって本当にありがとうございました。梅雨が近づきじめじめする日が続きますが、体調にはお気を付け下さいね。

      • ken より:

        お返事有難う御座います。
        誤解を招いたようなので、訂正させて頂きます。
        僕は、別に立派な人間ではありません。
        正直に言うと、今の会社に愛着がありますし、会社にしがみ付きたいと思っています。
        会社組織の本質は、運動部と同じです。
        テニス部の1年生が、「球拾い」や「コート整備」をして、先輩方が試合で勝てるようにサポートし、先輩方の練習後に、「ボレー」や「ラリー」などの練習をさせて頂き、鍛えられていく。
        そして、2年生になれば、実戦形式の練習をし、スタメンを争い、勝ち抜いた選手がスタメンとして試合に出場し、同様に後輩を指導して行く。
        この流れと、同じです。

        部下は上司が成果を出せる様にサポートするのが仕事で、「信念にそわないことでも、指示される前に、上司の期待に応える働きをする」社員が1流社員として評価されます。
        「信念にそわないことでも、指示されたら、仕方なく働く」社員は2流社員ですし、「信念にそわないことは、例え指示されても、やってはいけない」と考える社員は、リストラ候補です。
        私は、「自分自身の信念をある程度抑えながら」上司の期待に応える働きをするように努めてきたので、順調に昇格してきました。

        会社組織は「私利私欲」「自己中心的」という考え方を持つ社員を嫌います。
        「上司に尽し」「組織を守る」社員が評価され、結果として上司や組織から守ってもらえます。
        これが「会社組織」の本質です。

        但し、コンプライアンス違反(つまり犯罪)を強要されて、自らの評価や出世のために、犯罪に手に染める行為は、「上司に尽している」かも知れませんが、「組織を壊す」ことになるので、そこは絶対に従ってはいけません。

        また、止むを得ず、犯罪に手に染めざるを得ないことは起き得ます。
        私がパワハラを受けて、コンプライアンス窓口に相談する時に、一番恐れたことは、私を常に可愛がってくれて、私を育ててくれて、パワハラ上司から私を庇ってくれた、直属の上司が処罰されることでした。
        直属の上司は、常々「パワハラ上司は、後5年で定年で居なくなる。あと5年耐えろ」とか、「俺だってこんなことしたくない。けど、やらなければ、俺が飛ばされる」と、パワハラ上司に従って、止む無くコンプライアンスに抵触することもしていました。
        パワハラ上司に、全ての仕事を奪われ、退職強要された時、会社を辞めるつもりだったのですが、直属の上司が「お前は、まだ若い!これから将来があるのに、会社を辞める必要は無い!俺がお前の引受先を探すから待ってろ!」といって退職を引き留めてくれて、他の部署への異動を働き掛けてくれたものの、そのパワハラ上司は事業部内の最大権力者で、パワハラ上司が裏で手を回して、私の異動先は見つからず、退職強要をされ続けました。
        それだけならまだ良かったのですが、私を守るために動いてくれた直属の上司まで、パワハラ上司から辛く当たられる様になり、このままではお世話になった直属の上司まで、左遷されかねない、お世話になった上司にご迷惑を掛ける・・・と思い詰めて、会社を辞める覚悟で、コンプライアンス窓口に相談に行きました。
        直ぐに本社の人事部長や企画部長に呼ばれて、ヒアリングを受けたので、今まで経緯を時系列で全て話して、それを紙に纏めて提出し、「これ以上、こんなことはやりたくないので、会社を辞めます。でも、直属の上司は、パワハラ上司に指示されて、仕方なくやらざるを得ない状態におかれているだけなので、直属の上司は処分しないで欲しい。直属の上司もストレスを抱えていて、睡眠薬を飲んでいる状態なので、守って欲しい。」と泣きながら訴えたところ、人事部長や企画部長から「そんな辛い思いをさせて申し訳なかった。これから組織として動くから会社を辞めないで欲しい」と引き留めて頂き、主力事業部へ転籍になりました。
        その後は、上司や同僚に恵まれ、順調に仕事を任せて頂き、キャリアアップさせて頂いていますし、30代前半で係長に昇格し、過分な待遇(30代前半で、年収700万円位です)も頂いていて、会社に感謝しています。
        今でもそのお世話になった元直属の上司とはお付き合いがありますし、その当時は、「せっかく、親が喜んでくれて、友達からも勝ち組だな、って言われる会社に入ったのに、こんな犯罪者みたいなこと、もうやりたくない」という気持ちと、パワハラ上司から自分を庇ってくれた上司を守りたい!という一心しかなく、「パワハラ上司に評価されるために、コンプライアンス違反をしよう」とか、「この不正を、役所に通報したり、社外に公にしよう」とは思いもしませんでした。

        この経験から、上司に逆らうと酷い目に遭うという事を勉強したのと同時に、「上司に尽し、組織を守ろう」とする部下に対しては、周りが見ているので、上司や組織は部下を守ろうとしてくれることが分かりました。

        私がこの時、パワハラ上司に示唆されるままに、バレバレの下手くそなコンプライアンス違反を実行し、コンプライアンス違反が監督官庁に露呈して、自ら罪に問われて、記者会見を開いて、公に上司のパワハラとコンプライアンス違反を公表していたら、マスコミから叩かれまくって、今の会社もイメージダウンで売上が減少し、従業員や取引先など多くの関係者が路頭に迷う可能性があったと思います。

        私の場合は、幸運にも、会社が動いて、内部でコンプライアンス違反を是正してくれましたし、私の直属の上司が処分されることもなく、私自身もより良い待遇の部署へ異動させて頂きました。

        正直、宮川容疑者の残念な点は、「自分がスタメンに出たい」という私利私欲に負けて、「内田監督」というパワハラ上司の意向に従って、殺人的反則タックルによる暴力を実行し、犯罪を犯したことです。
        そして、更に残念な点は、マスコミから悪者の様に叩かれた時に、「自分が悪者の様に思われている。自分は悪者ではない」と世間に主張するために記者会見を開き、高校時代からお世話になった「井上コーチ」という直属の上司を、自らの傷害罪の刑罰を軽くするために、売り飛ばしたことです。
        井上コーチの行動を見ていると、内田監督に「やる気がみえない」とスタメンを外された宮川容疑者を「なんとかして試合に出してやりたい」と内田監督に掛け合って、「相手を潰すくらいのやる気があるなら、出してもいい」と試合に出せる様にしたり、宮川容疑者があからさまな反則タックルをしてベンチに戻って来た時に「なにやってんだ!キャリアー(ボールを持っている選手)を狙え!」と注意したり、宮川容疑者がマスコミに叩かれている中で、井上コーチが関学側に謝罪して、何とか時代を鎮静化させようと動いたり、井上コーチの宮川容疑者に対する愛情が伝わってきます。
        しかし、宮川容疑者を育て、守ろうとしてくれた井上コーチを、自らの私利私欲(刑罰を軽くする)のために、教唆罪を主張して、恩を仇で返す宮川容疑者の冷酷な姿を見て、私は、宮川容疑者は、「私利私欲」でしか動けない人なんだなぁ・・・と感じました。

        ここで、宮川容疑者が、「自分を守る」ためではなく、捨て身の覚悟で「お世話になった井上コーチを守る」ために、自分自身の選手生命を掛けて、日大当局に内田監督の不正を訴えていたら、恐らく日大学長などの幹部クラスも動いていたと思いますし、「上司と組織を守ろう」とした組織人として評価され、傷害罪を犯しても、普通の会社に就職出来なくなることはなかったと思います。
        全治3週間の傷害罪なんて、罰金刑位で済みますから、大した前科にもなりません。

        多くの方が名前をご存知の様な、グローバル企業でも、何万人の従業員の中には、変な上司が居ます。
        変な上司に当たって、パワハラを受けたり、犯罪を強要されることもあります。
        しかし、会社組織も人ですし、人は感情の生き物ですから、「お世話になった上司、先輩を守る。組織を守る。」という強い気持ちで行動すれば、必ずそれに応えてくれる味方は沢山います。
        逆に、「自分自身を守ることしか考えていない」「私利私欲」のためには、「上司や組織」を売り飛ばすことを厭わない人に対しては、組織は冷たく突き放します。

        「組織人」として大切なことは、「お世話になった上司や先輩」「お世話になっている会社」に対して、感謝の気持ちを持ち、上司や組織の期待に応えるために、努力することだと思っています。

        宮川容疑者が、「自分が、自分が」ではなく、「相手が・・・」という考え方が出来て、お世話になった先輩、組織に対して、感謝する気持ちがあれば、こんなことにはならなかったでしょうね。

        • naoko より:

          kenさま

          kenさん、こんにちは。再びコメントを下さって本当にありがとうございます。

          会社への愛着について、kenさんの思いを読むことで私の認識違いだったと気付かされました。大変失礼なことを申し上げて本当にごめんなさい。

          組織について私はよくわからなったのですが、部活動の例を最初に出して下さったことで、上司と部下の関係が理解しやすかったです。

          そして、すべてのコメントを読んで改めて思う事は、kenさんのような男性が増えて欲しいという事です。

          上司と部下の関係を大切にしつつも、パワハラ上司に関してはコンプライアンス窓口に相談することで企業が壊れてしまう原因を事前に摘み取った行動はなかなかできることではないと感じました。

          kenさんは信念を抑えながらとおっしゃってますが、会社を大切に思う気持ちは信念に通じるものがあると感じますし、これはご自身で誇っていいことだと思います。

          そして、kenさんが会社を大切にできる行動がとれる人物だからこそ、人格者の直属の上司から守ってもらえたのだと思います。コメントを読むことで部下思いの素敵な上司だったんだなーって伝わってきます。

          上司の方も身を削るほどの大変な苦労をしていたからこそ、大変な苦労をしていたkenさんを自分と同じような道を歩ませたくないとの意思が働いたのでしょうね。男の方ってそういう助け合いができて良いなって思います。

          それが縁と言うと変かもしれませんが、事業部の転籍で元直属の上司の方とは別々の場所で仕事をされていても、今もお付き合いがあることは本当に素敵な事です。

          会社でのお立場について過分とおっしゃってますが、kenさんのような経験をなさった方だからこそ役職に就くべきだと思いますよ。だって、今後部下が不当な圧力で苦労をした時に守ってあげられる方が居ることで会社は守られます。

          これはkenさんが私に教えてくれたことですよ?(笑)過分なんて謙遜しないでください。慢心すべきではありませんが、今のお立場は、kenさんがいるべき場所だと思いますし、kenさんや元上司のような人格者が昇進すべきです。

          ここでやっと日大アメフト部の話になりますが、私は内田監督と井上コーチの二人ともが、パワハラ上司なのだと思っています。

          そして、kenさんがお勤めなさってる会社と日大の在り方は、全く異なるような気がします。私の目から見ると日大は、暴力行為が当然のように行われている私物化された相撲協会と似ているような気がするのです。

          日大には公益通報受付があるそうで、こちらがコンプライアンス窓口になるようです。kenさんがお勤めなさっている会社と同じように、日大は罪を罪として認識できるか?の部分で私は疑問を感じています。

          どうしてなのかと言いますと、先日、日大の学長の緊急会見をみたのですが、内田監督の処分については何も触れなかったからです。私個人の意見なのですが、内田監督は、監督辞任どころか、常任理事の解任が適切と思っているのです。

          人を傷つける行為を当たり前のように指示する人物が、学生に学問を教える大学に存在していることに疑問を感じますし、学長ですらそのことについて何も触れないのは日大は悪を悪と認識できないと言ってるのと同じです。

          だから、私はkenさんがお勤めなさっている会社と日大は全く違うと言いきれますし、日大は異質で私物化された団体だと思っているのです。

          しかし、だからと言って、宮川選手の記者会見は私はまずいような気がします。どんな理由があっても記者会見は学校側と一緒にするべきだと思います。

          記者会見で言ってたことですが、QBの選手を潰せを『怪我をさせろ』と認識した時点で誰かに助けを求めないとダメでしたよね。極端な例えになりますけど、監督からナイフを持って誰々を刺してこいと言われたから刺しました。と、言ってるのと同じです。

          過去にはアメフトで下半身不随になった学生や、命を落とした学生も居るわけですから、最悪の場合こうした事態になり得ると考えられたはずなんですよね。

          試合に出たかったから・・・と言う思いだけで、人を傷つけてしまうその判断力は危ういですし、内部告発と言う形の記者会見は、今後彼の就職活動において大きな不利になってしまうと思います。

          kenさんと私は立場が異なるために、物事を見る角度が違ってしまい、意見が異なる点もありますけど、kenさんの会社でのあり方や会社に対する考え方こそが正しく理想だと思ってます。

          今回のコメントも非常にわかりやすく、組織についての本質を教えてくださって本当にありがとうございました。元上司の方とお酒を飲む機会がありましたら今回の話題をタネに私のことも紹介してくださいね。ごきげんよう。

  6. ken より:

    感情的になり、失礼いたしました。

    宮川容疑者の記者会見を聞いて、記憶の彼方に消えたはずの記憶が蘇ってしまいました。自分自身では、もう忘れた位過去の話のつもりだったのに、宮川容疑者の状況が過去の私自身の置かれた状況と似ており、その後の彼の私利私欲を優先した行動が残念に思えてなりません。

    少し、補足させて頂きますと、日大の学長の会見は拝見させて頂きましたが、学長は「日大の今の状況がおかしい。なんとかしたい」という気持ちを持っていることは強く伝わってきました。
    内田前監督、常務理事は、責任回避の会見に徹していましたが、学長は「学生を守り切れなかった」「勉強したいという意志を持つ宮川容疑者に勉強できる環境を早く取り戻してあげたい」「宮川容疑者が社会復帰できる様にサポートする」と強い意志を示していました。
    その会見で「私の学長である限りは、残りの任期2年間は、内田監督が復帰することは絶対にない。学生たちの声を聴いて、学生たちの希望を叶えたやりたい」と仰っておられました。

    ただ、残念なことに、組織論から言った場合、学長は「内田常務理事を解任したいと思っていても、解任出来る立場にない」という事が真実です。
    日大の大塚学長は、日大・理事兼学長で、内田監督は常務理事なので、内田常務理事の方が、大塚学長より権力があります。
    会社組織で例えるなら、理事会は取締役会で、内田常務理事は常務取締役です。
    これに対し、大塚学長は、平取締役・執行役員事業部長に過ぎません。
    執行役員の人事権は取締役会にあるので、大塚学長には、内田常務理事を解任する人事権はないのです。

    宮川容疑者には、犯罪を犯す前に、大学にコンプライアンス窓口に相談して貰いたかったですね。
    naokoさんの仰る通り、犯罪を犯した後も、独断で弁護士を同伴させた記者会見を開くのではなく、大学のコンプライアンス窓口に相談して、大学当局と同席の上で会見すべきでした。
    しかし、宮川容疑者は、独断で記者会見し、外部へ告発したため、日大という組織自体をぶち壊してしまっています。
    その結果、罪のない多くの日大生が就職活動で不利な状況に追い込まれ、宮川容疑者の私利私欲の独断行動が、罪のない多くの日大生に被害を与えています。

    その後も、本当の権力者である理事長が雲隠れする中、平取締役に過ぎない日大の大塚学長は、「企業様に対しては、日大生の就職が不利にならない様に、これまで通り宜しくお願いします。」と頭を下げ、日大と学生を守るために必死に戦っておられます。

    宮川容疑者が、日大のコンプライアンス窓口に相談していたら、今とは違った結果になっていたと思います。
    大学側からすれば、日本代表に選ばれた大学の広告塔が、監督のパワハラで試合に出られないという事は、日大にとって損失ですし、内田常務理事を快く思わない人達も多いことが見えてきていますので、大塚学長初め、教授陣が宮川容疑者と大学を守る行動を起こした筈だと思います。

    日大は、あの内田常務理事を解任しないと良くならないと思います。
    しかし、宮川容疑者が、「自分がスタメンに出たい」という私利私欲で犯罪を犯し組織の名を貶め、更に「自分自身が悪者に思われたくない。自らの罪を軽くしたい」という私利私欲で、日大というお世話になった筈の組織を壊してしまったので、今の状況では難しいと思います。
    覆水盆に返らずですね。

    罪のない他の日大生の諸君が就職活動で不利にならないことを祈ると共に、社会人となられた日大OBの先輩方が、各々の会社組織で活躍され、日大の後輩達が引き続き会社に採用されるように名誉挽回していかれることを、期待しています。

    長々となりましたが、駄文失礼いたしました。

    • naoko より:

      kenさま

      kenさん、こんにちは。感情的なんてとんでもない。kenさんの過去の記憶を話してくださったことで、問題点がどこにあるのかが認識できましたし、この記事にたどり着いた方にとって非常に価値あるコメントになっています。

      そして、私は今まで組織の在り方についてよくわかっていませんでしたが、kenさんの説明を聞くことで納得できましたし、世間の認識も間違ってることに気づくことができました。

      そして、日大学長に対する私の印象も変化しました。私は学長を無責任だなって思っていましたが、そうではなく、学長よりも内田前監督の方が権力が上という事で、そのことについては触れることができないのですね。

      このことが分かると、学長の緊急会見の内容も見え方が変わってきます。同じ緊急会見を見ていたはずなのに、kenさんと私とではこんなにも違っていたのかと私自身の無学さがあらわになってとても恥ずかしいです。

      kenさんのコメントを読んだ時、すごい人が今私の記事に対してコメントを残してくれていると認識しつつも、質問をすることをためらいました。私の無学さを知られたくなかったからです。

      でも、そんな私の思いよりもずっと上空に居るkenさんは、適切な答えをコメントとして残してくださいました。本当にありがとうございます。

      私は宮川氏がコンプライアンス窓口に相談していても日大に変化はなかったと思ってましたけど、kenさんのお話を聞くことで、内田前監督が常務理事解任という処分が下されていたのかもしれないと考えが変わりました。

      自分が窮地に追い込まれた時、筋道を立てなくてはなりませんが、彼は自分を守るために日大を売り飛ばしたわけですから、学長は『社会復帰できるようにサポートする』という必要はどこにもないですよね。

      むしろ彼自身が日大に残っていることの方がおかしな話に感じます。

      再び同じことを申し上げますが、kenさんのような男性がもっと増えて欲しいと思いますし、女性もまたこのことについてしっかりと学んで感情論で物事を見ないようにしていかなくてはなりませんよね。

      この度は、とても素晴らしいコメントを残してくださり本当にありがとうございました。そして、記事を書くことでkenさんと交流することができて私はとても嬉しい気持ちになりました。

      暑くなる日が増えてきましたので、くれぐれもご無理などなさらないよう、ご自愛ください。

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