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謝り方には許してもらえる上手な謝罪と怒りを買う下手な言い訳がある

ごめんなさい。子供の頃から自分が間違ったことをしたり、悪いことをしたり、迷惑を掛けたりしたら謝りなさいと親から教えてもらったはずですが、年を重ねるにつれ素直に謝ることができない人や謝ると負けと思う人が居るようです。

つい先日も、日大アメフト部の危険なタックルで問題になった選手と、その選手に指示を出した監督コーチが謝罪会見を開き、選手はこの上ない謝罪会見で株を上げ、指導者はアメフト部だけではなく大学の名誉を損なう謝罪会見をしました。

負傷した選手とそのご家族、関学アメフト部は、選手の謝罪会見を見たことで彼の誠実さに触れ、彼のしたことは間違っていたと認識しつつも、反則をしてしまった選手を許したことでしょう。

ところが、日大アメフト部の指導者は謝罪会見をしたものの、関学アメフト部関係者だけではなく、世間からも非難を浴びた上に怒りを買いました。両者の謝罪の違いはどこにあったのでしょうか?

この違いを明確にすることで、お互いの人間関係を損なわず、相手と自分の未来をより良いものへつなげることが可能になります。

この記事では、加害者になってしまった場合、どのような謝罪をすればお互いが気持ちよく未来に進んでいけるかを考察します。

まず最初に謝る

申し訳ありませんでした。とか、ごめんなさい。の言葉は、被害者や嫌な思いをした相手が誰なのかによって使い分ける必要がありますが、まず最初に自分に非があることを認める言葉を伝えることが大切です。

日大アメフト部の選手も、日大アメフト部の指導者も最初に謝ることができていたので、一番最初の印象は両者ともに問題ありませんでしたね。

ですが、私個人のイメージとしてはこの時点ではどんだけ悪いことをしたのか自覚しているの?とテレビ画面の前で敵対視していました。しかし、両者の印象の違いは次の段階で分かれました。

なぜそうなったのか?理由を話す

被害者は自分がなぜ傷ついたり、嫌な思いをしなくてはならなかったのか?その理由を知りたがります。この部分を明らかにすることで『そういう理由があったのか』と被害者は納得します。

傷ついたことや嫌な思いをしたことについては取り返しようがないのですが、納得することで、心理的に自分が傷ついてしまった理由は加害者側にあり、自分の落ち度ではなかったことに安心できます。これが心の癒しに繋がります。

今回問題になった日大アメフト部の選手は、不明瞭だったタックルの真相を具体的に公表することで、被害者とその関係者、そして世間に対して納得を与えることができました。

彼のタックルは重大な反則でしたが、彼が語ったことで被害者側が抱いていた心のわだかまりが晴れました。そして、事故原因は日大アメフト部の指導者であることが明確になり、被害者側も彼の態度に対し許しを与える理由ができました。

日大アメフト部の選手は、今回の間違いで関学の選手を傷つけただけでなく自分自身も傷つけてしまう事になりましたが、記者会見での誠実な態度が評価され、全てを良い方向へ切り替え名誉挽回することができました。

このように、自分がやってしまった過ちに対して、その理由を包み隠さず正直に話すことで、被害者自身がなぜ被害に遭ったのか、嫌な思いをしたのか、その理由が分かり納得できるようになるのです。

そして、加害者側がその理由を説明することは過ちを自覚していることでもあるので、被害者側には落ち度がなく、加害者側に一方的な責任が生じるものであると安心できるようになるのです。

ここまでたどり着けば、今後このような事は致しませんと約束し、最後に一言『本当に申し訳ありませんでした』と謝れば、被害者側は許すことができるようになるのです。

人間関係のもめごとにはさまざまな形がありますが、謝り方を間違えると取り返しのつかないことに発展することは多くの人が経験しているはずです。

どんなことでもそうですが、理由を明らかにせず不明瞭のままだと、被害者側は加害者に対して許しを与えることをせず、場合によっては両者の関係は決裂します。

具体例に出したアメフトの場合だと、日大アメフト部の監督とコーチは謝り方を間違えてしまいスポーツ庁まで問題解決のために乗り出してきたことは周知の事実です。

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