missデビル人事の悪魔2話感想。ラスボスは誰?社長か会長どっち
Missデビル2話見ました。第1話で日下部の首を斬り、第2話で小早川さんの首を斬った。このパターンは次々と首を斬るストーリーパターンですよね。という事は、最終話で首を狩られる人物こそが会社に巣食う悪ラスボスと考えられます。
過去、日テレでラスボスを倒すドラマで思い出されるのは、広瀬すずさんが主演だった学校のカイダンです。このドラマでは一番最後に浅野温子さんが演じた理事長がラスボスとして描かれ、学園を追いやられました。
こうした前例があるように、Missデビルもドラマをパターン分類するとラスボス系ドラマに振り分けられます。となれば、最後に会社から追いやられるラスボスは誰なのか・・・?となります。
ラスボスは会長
ラスボスである以上は企業のトップに立つ人物こそがラスボスに相応しく、共亜火災保険のトップは誰なのか?というと西田敏行さんが演じる喜多村完治会長です。ラスボスは彼以外に考えられません。
椿眞子の子供の頃の記憶と、喜多村完治会長の過去にどんな因縁があるのか?そして第2話最終場面での断崖絶壁は船越英一郎さんの専売特許なのに、椿眞子がそこにいたという事は、彼女がラスボスを倒すストーリーであることを裏付けています。
椿眞子がラスボスをどのようにして死の鎌で狩るのかが楽しみですね。
南雲に違和感
自殺を図った人間が『エネルギッシュ!みたいな感じで行かないと』という言葉を使うとは思えない。元からそういうメンタルだったら飛び降りなんてしないし、最初に書いた退職願を普通に提出してるでしょ。
見てる人にインパクトを与えるためだけの演出で、うつ病がきっかけになって死を選ぶ人の心の問題に何ら向き合っていない。社会問題に切り込んだ的な演出ははっきり言って不要。
2話では笑い話みたいに済ませていて、うつ病で苦しんでいる人の気持ちを全然わかってない。深く掘り下げることができないのなら物語に取り入れないで欲しいと思った。うつ病を患っている人が見たら不快なドラマだと思う。
椿眞子は本当に悪魔か?
彼女は人事において引導を渡す役割を担っています。だからと言って悪魔だとか死神だとかという役ではないと私は考えています。
小早川夏月が行った不正は本来なら解雇されても文句は言えません。
彼女は自己都合扱いで退職になったわけですから人事の計らいに感謝すべきでしょう。それなのに、会社に損失を与えた行為を棚に上げて椿眞子に『悪魔』なんて言葉をよく言えたものだと感じます。
もしも悪魔が存在するのなら、いかなる理由があっても会社の利益をかすめ取ろうとした小早川夏月のその心こそが悪魔だと思う。魔が差した・・・という言葉がありますが、誰の心に魔が差したのかは誰にでもわかる事実です。
椿眞子は悪魔なのか?という問いは、これらのことからNOと導かれ、彼女は、社内に巣食う悪を断ち切る者と言えるでしょう。
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