清宮幸太郎はメジャーに直接入団したほうが絶対に良い3つの理由

英語での会話能力を持っている

2015年第27回 WBSC U-18野球ワールドカップで、米国代表の選手と通訳を介さずに会話をしていた事が知られており、当時のチームメイトだったオコエ選手は清宮選手を使って米国代表の選手と話をすると言っていたそうです。

清宮幸太郎選手がなぜ英語を話せるのか?という疑問ですが、彼の父親を知っている方もいると思いますが、父の清宮克幸さんはラグビーで活躍した方で、現在はヤマハ発動機ジュビロの監督を務めています。現役時代は海外遠征で様々なチームと試合をし、海外選手との交流を深めるためにも英語力は必要だと痛感したのだと思います。

おそらくこのことが、自身の子供に対しても向けられることとなり、その結果として、清宮幸太郎選手は米国の選手とも対等に話ができる能力を持つに至ったのです。清宮幸太郎選手のエビソードに、中学時代はメジャー挑戦を見据えて英語部の部長を務めていたというものがあります。この頃からすでにメジャーを見据えていたのですから、直接メジャーに行った方が良いと思うのです。

日本には優れた指導者が少ない

清宮幸太郎選手は小学生のころ水泳を習っていたそうです。しかし、なかなか泳ぎが上達しなかったそうで、彼の親は指導者に問題があると思ったそうです。そして、新しいスイミングスクールに変えてみたところ、水泳がどんどん上達していったそうです。このことからわかることは、指導者によって選手が持つ能力が引き出されるか全く出されずに終わるかということです。

日本の野球指導者は優れているのか?というと、そうではないと思います。例えばイチロー選手ですが、彼がオリックスにいた時代、彼の代名詞とも呼ばれた振り子打法を反対し1軍に上げなかった指導者がいました。ところが、仰木監督はオリックスの監督就任後すぐにイチローの能力を見抜き1軍へ抜擢しました。その後イチロー伝説の序章が日本で始まり、アメリカに渡ったイチローがメジャーでレジェンドぶりを発揮する活躍は皆さんご存知のことかと思います。

もし、イチローが仰木監督に抜擢されなかったら。優れた指導者との出会いがなかったら・・・そう思うとどれほどの損失があったのか計り知れないのです。オリックスはイチローがいたおかげで優勝ができたといってもいいし、ユンケルだってイチローがいたおかげで飲むとすごいパフォーマンスが発揮できるドリンクのイメージを非常に強く定着させることができました。指導者が優れているか劣っているかで、その選手の将来やその選手が将来関わるであろう人々にも影響を及ぼすのです。

このことから、清宮幸太郎選手は日本プロ野球界に進むのではなく直接メジャーに行った方が良いと思うのです。また、PL学園で活躍し、読売ジャイアンツで活躍した桑田真澄さんも日本の野球指導について疑問を持っていることは広く知られています。

もしもイチローがメジャーからプレイしていたら

イチロー選手の活躍は日本で多くの人に知られています。それと同時にもしイチローが最初からメジャーに行っていたら・・・という思いを持っている人も多いはずです。私もその一人です。メジャーで3000本安打という偉大なる記録を打ち立て10年連続オールスター出場、10年連続ゴールドグラブ賞受賞、本当に様々な記録を打ち立てたのですが、とりわけ日米通算安打数をみるたびに『イチローがメジャーからプレイしていたら』という気持ちが芽吹いてくるのです。

こうしたことから、今これからプロとしての道を歩もうと志す清宮幸太郎選手にその思いを託したいといいますか、直接メジャーに行って活躍してほしいと思っているわけなのです。清宮幸太郎選手の人生なのでご自身で決断を下すことが最も重要なのですが、このような期待感を持っている人がいることを知ってほしいなと思い3つの理由をまとめました。

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