同性愛者でも子供が欲しい人必見映画!未来の問題描く山﨑賢人主演作

山﨑賢人くんに興味を持ち始め彼の映画を少しずつ見ていこう思い『佐藤家の朝食、鈴木家の夕食』というタイトルの2時間映画を観ました。面白かったです。以下、ネタバレも含みますのでご注意ください。

内容は同性愛者の二人の母を持つ高校に通う佐藤拓海(山﨑賢人くん)と、同性愛者の二人の父を持つ、家に引きこもっている鈴木そら(小林涼子さん)が、親の特殊な関係に悩む日々を描くストーリーです。

現在、同性愛者として生活を過ごしている方たちの中にも、子供が欲しいと思う方はいると思います。この作品はそういう人が子供を持ったとしたらどんな未来が待っているのか?を見ることができます。

作品の中では、その感情は本人たちの身勝手さではないのか?という問題提起をし、子供がどのような悩みを持って過ごすのかを描いています。

私は同性愛者の存在についてはそういう愛の形があっても構わないと考えていますが、私が同性愛者の子供だったと想像するなら、佐藤拓海が悩んだことと同じ悩みを持つだろうなと思いました。

子供は男と女の間に生まれる存在であり、親が男と男だったり女と女だったら自分はどうやってこの世に生まれ出てきたのだろう?と出生の秘密を知りたくなります。そして、私なら自分は普通ではないと自己否定的な生き方になると思います。

ドラマの最後では拓海は二人の母親の存在に納得し、二人の母と自分の境遇を受容れる形でエンディングを迎えることとなり、同性愛者が子供を持つ世界があってもいいじゃないか!と訴えた結末になりますが、簡単な問題ではないなとは思います。

インターネットで同性愛者が子供を欲しがることについて調べてみたら、結構ひどいことが書かれてあって、ペット感覚で子供を見てるという意見がありました。この意見に対して不妊治療をしてる夫婦も同じじゃないか?との反論もありました。

私が思う事は、同性愛者だって子供が欲しいと思う気持ちは尊重されていいという事。例え男女の結婚で生まれた子供でも、親の虐待で死に至ってしまった悲しいニュースもあるので、同性愛者に対してだけペット感覚と言うのは間違いと感じます。

2017年4月には、大阪市で男性カップルの里親が誕生したという報せがありました。特別養子縁組ではないものの、少しずつ世の中は変化しているのです。

ですから、同性愛者でも子供が欲しい思いは尊重されるべきです。この気持ちで悩んでいる方は、是非、山崎賢人くんが主演を務める『佐藤家の朝食、鈴木家の夕食』を観て欲しいのです。

ネットで見る場合はアマゾンプライムかネットフリックスを契約するとすぐに視聴できます。

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