日高欽治さんカルビーを相手取りかっぱえびせんガチバトル!どうなる
かっぱえびせんといえば『やめられないとまらない』で有名ですが、その生みの親は自分であるとカルビーを相手取り訴訟を起こしたのが日高欽治さんです。
ヤフーニュースで経緯を見る限りではカルビー側に落ち度があると思わざるを得ないです。コピーの誕生秘話を当時の社長である伊藤秀二氏に話したところ非常に感激し・・・とあります。
商売において、信用は何よりも大切ですが、カルビー側はこのことについてどのように考えているのかが非常に気になるところです。
カルビーと言えば、昨年、冷夏が原因でポテトチップスが発売延期になりましたが、こういう現象は因果応報といいますか、めぐりめぐって自分に帰ってくるものです。
では、何が原因で冷夏に見舞われポテトチップスが発売延期になったのか?言わずもがなという言葉が適切ではないでしょうか。
もしも、コピーを考えたのが日高欽治さんではなく他にいるのならばその人を引っ張り出してきて、カルビーは日高欽治さんの言い分を真正面から受け止めて退けなければ誰も納得できないことになるでしょう。
カルビーの言い分では長年誰が作ったのかわからないのにもかかわらず、突如として社員が考案したと主張をしているのだそうですが、ではなぜその社員を出してこないのか?というのが誰しも感じる最大の疑問なのです。
しかし、カルビーはそういう人物を立てることは不可能と思われます。だって、コピーを作った本人が訴訟をしている相手なのですから・・・。
それにしても、カルビーは日本の企業でよかったなって思います。だって、もしここがアメリカだったらとんでもない額の損害賠償請求額になるところです。
アメリカの訴訟の例を引っ張り出してきますが、マクドナルドのドライブスルーで買ったコーヒーを、客が車内で膝の上において飲もうとしてこぼしました。
日本人的感覚で考えれば『いや、それあなたが悪いんじゃないの?』と言われても当然の状況にもかかわらず、驚くことにマクドナルドが訴訟に敗れ損害賠償請求額である3億円を訴えを起こした客に支払った判例があるのです・・・。
え?マジで?と本当に耳を疑いますよね。
さらに大昔のアメリカの判例を調べたところ、1992年にセガゲームス(旧セガエンタープライゼス)は知的財産権を侵害されたとして57億円の賠償金をアメリカの発明家に支払った判例もあるのです。
もし、アメリカと同じような懲罰的損害賠償が認められていたら、1億5000万どころじゃない話になってしまいます。そう思えば、カルビーは話が大きくなる前にさっさと日高欽治さんと和解をしたほうが企業のイメージにもつながりかねない案件なので綺麗に着地をした方が良いかと思うのです。
続きは12月14日発売の週刊新潮で(笑)。
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