伊調馨のパワハラ問題の告発者って誰?栄監督が激怒した理由があった

伊調馨選手が栄監督からパワハラを受けていたという告発状が、1月18日に内閣府公益認定等委員会に提出に提出されたそうです。

告発状の名前にあたる部分が黒塗りで隠されていてわからないのですが、名義として公開されているのは、貞友義典法律事務所の弁護士、貞友義典さんでした。

気になるのは黒塗りの部分で、これはいったい誰の名前が隠されているのか?がとても気になったのでさらに調べてみると文春オンラインのこの記事にたどり着きました。(告発状の一部が見れます)

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文春オンラインでは動画が公開されており、それを視聴すると全貌が見えてきたような気がしました。

要は、伊調馨選手は栄監督の指導で活躍していたが、2009年から田南部力コーチのもとで練習をするようになったことで栄監督が激おこ状態になったという事ですね。それに伴い、田南部力コーチは左遷されてしまったそうです。

告発者はこの人だ!

このことから推察すれば、伊調馨選手が栄監督からパワハラを受けている告発状を提出したのは、田南部力コーチでしょうね。九分九厘間違いないでしょう。

栄監督のことはテレビで見てる時は、いい指導者なんだろうなって思っていたけれど、このような状況になれば監督の見え方は違って見えてきますよね。

例えると付き合ってた彼女に振られた男子高校生みたいな感じかな。好きで好きでたまらなかったんだけど、自分勝手すぎて彼女がそれに嫌気がさして別れ話を切り出して離れていった。

それに激怒した男子高校生は、元カノに徹底的な嫌がらせをして自分の元に戻ってきてもらおうと躍起になってたら、今彼くんからストーカー規制法で訴えられてしまった・・・。っていうような感じだと思う。

言うまでもないけど、男子高校生は栄監督で、元カノが伊調馨選手で、今彼が田南部力コーチっていうレスリング協会の中で三角関係という状態。

栄監督が嫌がらせをする気持ちも分かるよ。だって、自分の指導で選手が活躍することは、指導者にとってこの上ない喜び。その選手が自分の元を去って別のコーチのところに行ったらすごく悔しいよね。

でも、栄監督のしてることはやっぱり間違えてるよ。やってることが高校生の男の子と同じことやってるんだもん。レスリング協会の権限を行使してまで、自分の元に引き戻そうとする姿は恥をさらすだけだし、権限の使い方を間違えてる。

イケてる男の権限の使い方

権限は、部下を失敗から守るために行使するものだと思うよ?すべての責任は俺が背負う。だからお前らは存分に仕事に打ち込んでくれ!って檄を飛ばすときに行使するもの。

3月1日放送のたけしのアンビリバボーで、バンダイナムコの元副部長だった澤田さんのエピソードを知って、ものすごくカッコいい男性だって思いました。

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この男性は、副部長という権限を使って発売日前のゲームを、ガンで眼球摘出をし視力を完全に失う男性のために、摘出手術前の視力があるうちにゲームをさせてあげたいという思いから、発売日前のゲームをプレゼントしたのです。

この方は結局これが理由でバンダイナムコを離れることとなったみたいなんだけど、この人って本当にすごいなって思いますよね。自分の人生を懸けてまで、目が見えなくなる人のために自分ができることを権限を行使してまでやり遂げたんだよ。

これが本当の男だと思う。すごくカッコいい男だよ。見てて泣いたよ?それに引き換え栄監督の権限の使い方を見たらだっさださやん。ほんとやってることが高校生男子そのもの。

そんな男だから伊調馨選手は、田南部力コーチを選んだんだよ。レスリング協会ももっとまともな人に権限を与えるべき。栄監督は『田南部の野郎ぉ・・・この俺に恥をかかせやがって』といった心境だと思います。

何となくだけど、吉田沙保里選手が4連覇できなかったのも理由が見えたような気がしました。

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