ちはやふる繋ぐネタバレ!結び直前に必見!原作漫画との違いを楽しむ
ちはやふる繋ぐの面白さは、収録現場の様子を楽しめることですね。
例えば、近江神宮での収録の時には、広瀬すずさんも、上白石萌音さんも日傘をさして紫外線対策をバッチリしてました。女優さんって日ごろから紫外線を気にしてるんだなって思いました。
当然なんだけど、綺麗な人には綺麗な理由があるんだという事を見せつけられた思いでした。そして、女優さん、俳優さんたちの役に対する意気込みを楽しめるのが良かったですね。
第1話-今日は千早ちゃんの素敵な記念日
高校2年生になった千早達。かるた部部室で練習をするときに、千早を除く部員たちはソワソワした様子。千早だけが練習に集中しているのだが、頃合いを見計らい肉まんくんは、自分が取った札を隠し千早にも一緒に探すようせかす。
千早が背中を見せたすきに肉まんくんはokサインを出し『誕生日おめでとう!』と部室でサプライズバースデーパーティーを開くのでした。
そして、ちはやふる繋ぐ全5話の1シーンがちりばめられ、上の句、下の句に出演したキャストのみんなの挨拶が収録されており、新田真剣佑が真剣佑から改名した理由も収録されています。
原作と繋ぐの違いですが、原作では高校1年生の時に真島太一の自宅で合宿をした時に、夜中に家を抜け出し河辺の公園で16歳の誕生日パーティーが行われました。
繋ぐでは、千早たちが高校2年生の時に瑞沢高校かるた部部室で17歳の誕生日パーティーが行われました。
なぜ原作と違いがあるのかというと、上の句、下の句は高校1年生の時の物語を描いており、結びは高校3年生を描くこととなる。それを繋ぐスピンオフ作品だから高校2年生という風に違いを持たせたと考えられるのです。
第2話-2度目の全国大会。それぞれの想い
千早たちは近江神宮で行われた全国高等学校かるた選手権大会で3位で終わった・・・。太一は試合で勝ちきれなかったことをみんなに謝る。千早は思い出したかのように近江神宮の楼門へ一人で向かい、なぜ負けたのかを楼門の前で正座をして考えるのだった。
残された4人は来年の4月に入学してくる新入生に期待を寄せるが、綾瀬のかるたを見てドン引きする新入生の顔しか思い浮かばない・・・とトーンダウン。3年になったらどうなるのか?心配しつつも笑いで誤魔化すのだった。
原作と繋ぐの違いですが、原作では高校2年生の時の全国高等学校かるた選手権大会団体戦で初優勝を飾っています。そして3位で終わるのは実は3年生の時なのです。3位が決まった団体戦では、千早は綿谷新を破っての団体戦3位でした。
繋ぐでは、太一が破れたことで3位になったことになっていますが、ここも原作とは違っていて、原作は3年の全国高等学校かるた選手権大会団体戦には太一は出場すらしていないのです。
どうして出場しなかったのかというと、千早に告白をして振られてしまい、かるた部を退部したからなのです。でも、3位決定戦で瑞沢高校かるた部が勝利する直前に試合会場に姿を現すのです。
そして3位が決定してからみんなが太一のもとに駆け寄り、そこで太一がチームメイト全員に『ごめん・・・みんな』と、謝るのです。
第2話での後半には結びに出演する新キャストが紹介され、花野菫役の優希美青さん、筑波秋博役の佐野勇人さん(トドメの接吻で長谷部を演じてましたね)、我妻伊織(わがつまいお)役の清原果耶さん、周防久志役の賀来賢人さんが、それぞれ意気込みを語ります。
第3話-千早ちゃん。クイーン挑戦への正念場
千早は原田先生とラーメン屋台でラーメンを食べていた。お手付きをしなかったご褒美で食べ放題。原田先生は千早がお手付きをしないはずがないと思って賭けを持ち掛けたのでしょう。
ところが原田先生は財布にお金がほとんどなく、千早のラーメンの食べっぷりに冷や冷やしていたのだ。そして、話題はクイーン位挑戦者決定戦で激突する我妻伊織の名前が出てくる。彼女の強さは若宮詩暢に並ぶ強さだと原田先生は評価をする。
話の途中に千早のスマホにlineの着信が届くと『先生、太一達4人がこっちに来るって!』と言うと、財布が寒い状態を隠していたので原田先生はうろたえるのだった。
原作では存在しない場面で完全オリジナルです。しかし、原作では高1だったころの千早は早くとるだけのかるたをしていたために、お手付きがとても多く、原田先生から早くとるのを止めなさいと言われていた時期がある。
繋ぐ第3話は、オリジナルキャラを匂わせつつ千早の特徴を捉えたスピンオフ作品となったと言えるでしょう。
後半では、広瀬すずさんが、59期、60期クイーンの坪田翼さんと練習をするというシーンを見ることができます。クイーンの実力は圧倒的で、練習というより公開処刑に近い状態なのですが、意地でクイーン相手から1枚を取ったのはさすが。
結びでは、右手首付近にカメラを固定し、札を送る時の視点を楽しめたり、1000分の1秒という超スローモーションを撮影できるファントムカメラを使ったりして、わずかな時間を楽しめる技術がちりばめられているそうです。
第4話-日本一を目指す西の挑戦者たち
クイーン位挑戦者決定戦の西日本予選を制した我妻伊織は、綿谷新と同じ福井南雲会に所属している。そして、綿谷新を『おにい』と慕うが好意も寄せている。
伊織は、東日本代表になった千早を『べっぴんさんらしいのぉ?』と新に問いかけると『ほぉでもないって』と顔を緩ませながら答えると『なんでお兄が照れるんや?』すかさず新は『照れてへんて』と真顔で受け答えする。
更に伊織は、新が名人位決定戦で戦う原田先生を自分の彼氏なんやと言って、新の嫉妬心を掻き立てようとするのだけど嘘を見破られ(しかも無反応)空振りに終わってしまった。
練習が終わり家に帰ろうとする際に新に『負けんでのぉ?』と言い、千早に対して対抗心をあらわにしたのだった。伊織はクイーン位挑戦者決定戦だけではなく『恋』も負けん気を持っていたのです。
後半では、収録中に広瀬すずが誕生日を迎えたことで、関係者全員から祝福される誕生日パーティーの様子を楽しむことができました。
第4話も完全オリジナルで原作にはないものです。ちはやふる結びを観賞するまでに見ておきたいスピンオフ作品ですね。
第5話-名人・クイーン決定戦《序章》
第5話でついに周防久志名人が登場します。耳の良さの才能を武器にかるたを取るスタイルで、常に物静かで会話も相手が聞き取りにくいほどの小声で話します。
名人戦を控えた周防久志は、大盤係を務める須藤暁人と控室で会話をするのですが、周防名人が話しかけるたびに須藤が『は?』とか『え?』とかいちいち聞き返すところが面白いです。
須藤暁人を演じる清水尋也さんは、ドラマanoneでカノンこと紙野彦星を演じていた俳優さんでおとなしい性格の男性を演じていましたが、ちはやふるでは原作通りドSな性格を演じ、ギャップを楽しませてくれます。
原作でも同じく須藤暁人は、周防名人と原田先生が対戦するときに大盤係を務めます。二人の繋がりについてですが、原作では二人とも東大生で東大かるた部に所属しているのです。
ちはやふる繋ぐでの二人の関係性については触れられておらず、結びで二人の関係が明らかになるのではないかと思われます。
我妻伊織について考察
我妻伊織は、ちはやふる繋ぐ、ちはやふる結びで登場する劇場版だけのキャラクターで原作漫画には存在しません。
しかし、我妻伊織に近い存在が原作には存在していて、彼女の名前は『由宇(ゆう)』といい、綿谷新の幼馴染なのです。
綿谷新は団体戦に出場したいがために、福井県藤岡東高校にかるた部を創部しようとするのですが、真っ先に声をかけたのが『由宇』だったのです。
由宇は我妻伊織と同じく、綿谷新に好意を抱いているものの片思いで決して新には届かない思いを抱いています。
由宇は実はもっと古くから登場しており、原作では新がかるたをやめて、千早と太一がどうしたんだ?と福井県の実家に押し掛けた時に幼馴染役として少しだけ登場していました。
由宇はかるたをやめてしまっているので、映画に登場することはできないけれど、結びでは由宇が生まれ変わって『我妻伊織』として登場するものだと私は考えています。
こうしたことから私は、我妻伊織を演じる優希美青さんが新に対してどんな片思いの表情を見せてくれるのか?が楽しみで、どのような演技力を披露してくれるのかが見どころの一つだと考えています。
優希美青さんが演じる、我妻伊織の新に対する気持ちは、ちはやふる繋ぐでも伝わってくるので本編の結びが今から楽しみで仕方がありません。
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