ちはやふる第一首漫画の感想と見どころ覚書。1巻に収録で表紙は千早
始まりは近江神宮クイーン位決定戦。対戦相手は分からないが左利き。おそらくこの相手こそが若宮詩暢。
読まれた札は『ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは』
物語はこれから6年前にさかのぼり千早が小学6年生の雨の日から始まる。という事は、18歳でクイーン戦で若宮詩暢と戦い、彼女を下してクイーンになると考えられる。連載はクイーンになって終わりなのか?それとも瑞沢高校をかるた強豪校にするまで続くのか?気になるところです。
綾瀬千早の住む家は一戸建て。日々スポーツを購読しているのは姉の千歳がモデルをしているからだろう。ちなみに、綾瀬家のメインの新聞は毎朝新聞。
千早の性格は天真爛漫。新は小学6年生でしっかりとした目標を持った少年でかるた以外のことは関心が薄くクラスメイトとも打ち解けられないでいる。第一首の見どころは、太一の性格の描かれ方だろう。
新にコーラを吹きかけて眼鏡を盗み、かるたの試合で自分が有利に戦えるように企むその性格の悪さは、母親の影におびえる表情から導き出される。学校の成績は1番でないと許さない教育により勝てば官軍という歪んだ性格として育ってしまった。
その性格を一言でいうなら『くず』そのもの。しかし、太一の家庭環境を想像するとそうとも言えない。ちはやふるが連載されているBE・LOVEの読者層は30~40代女性とのことで、小学生を持つ母親に対して、自分の夢を子供に押し付けるなというメッセージかと思われる。
新は名人を目指し、千早はクイーンと言う言葉に出逢う。第一首でクイーンのワードが2度出てくる。
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