子供にゲームをやめさせたいけどその方法で困ったらやるべき4つの事

とちぎさんによる写真ACからの写真

私は子供の頃からゲームが好きで、大人になっても遊び続けるほど熱の入りようでした。

とはいえ、ようやく最近になってゲームに対する熱が冷めてきたように感じています。

ところで、なぜ子供ってゲームをやめられないのでしょうか?

その理由を私自身の過去を振り返って考えてみたのですが、現実から逃げたかったというのが最たる理由だったのかもしれません。

私は子供の頃、父親に殴られたり蹴られたりする事が良くあって、暴言を浴びせかけられ心を踏みにじられることも当たり前だったので家に居たくありませんでした。

小学2年生か3年生かの頃に、県を超えた祖父母の家に逃げたことがあったほどです。

そんな子供だった私にとってゲームで遊んでる時間だけは夢中になれて嫌なことも何もかも忘れられたので、それが理由でのめり込んだのだと思います。

もし、自分の子供にいくら言ってもゲームをやめないという場合、子供は何らかの重圧に耐えていてそれから逃げ出したくてゲームに夢中になっている可能性があります。

そうした子供自身の心を入れ替えてあげるためにも次の4つの事を試してみてください。

子供の心に変化をもたらすことができますので、ゲーム以外に興味を持って新たな方向へ進みだす可能性が生まれます。

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今やっている仕事を一度離れてみる

acworksさんによる写真ACからの写真

家族を養うために仕事をしているのになぜ仕事を離れなくてはならないのか?と思うかもしれません。

しかし、本当に子供が大切だと思うのならば、子供の未来のために時間を作るべきです。

子供がゲームに夢中になっているという事は、親であるあなたよりもゲームを選んでるわけです。自分の子供が自分の言う事を聞かないというのは大問題です。

会社の都合で子供との約束を守れなかった・・・そんなことはありませんか?

家族の為と言いつつ家族を蔑ろにしていると、家に自分の居場所がなくなってたという事にもなりかねません。

私は父が亡くなった時『ざまぁみろ!お前が大切にしてきた友達はここにはいない!お前がないがしろにしてきた家族がいるんだ!馬鹿め!』と思いました。

子供がこんな風に育ってからでは遅いですよ?

旅行に行く

titidsnさんによる写真ACからの写真

異文化を知ることで、物事の見方や考え方が変わることがあります。手っ取り早くこれを体感するには海外旅行をすることです。

異文化に触れることで『将来はこの分野で生きてみたい!そのためには今何をするべきか?』と子供の考え方に変化をもたらすことができるかもしれません。

その心の変化が子供の未来を新しい方向へと導きます。

子供には無限の可能性と選択肢があります。

ゲームという小さな世界に満足させていても良いのでしょうか?親であるあなたは、その可能性を広げてあげることができる唯一の存在なのです。

子供の寿命が残り1年だとしたら何をしてあげるかを考える

アップルの創立者の一人であるスティーブ・ジョブズは、スタンフォード大学卒業式でのスピーチで『今日が人生最後の日なら今日する事は自分がしたい事だろうか?』と述べています。

自分の子供の寿命が今日で終わる事はないにしても、残り1年で何らかの病や事故に遭って人生を終わると分かったとすれば子供に何をしてあげられるでしょうか?

今のままでいいのでしょうか?

テレビと向き合うだけの毎日を過ごしている子供にどう接したらいいのか困り果てているだけでは何も変わりません。

子供のために今何ができるのか?を考えましょう。

子供にしてあげたい事を後回しにしていないか考えてみる

YY&Lさんによる写真ACからの写真

3つ目の『子供の寿命が残り1年だとしたら』にも通ずることですが、薄給だから仕方がない、時間がないから仕方がないという理由で家族旅行等を先延ばしにしてませんか?

もっと給料が増えてから、時間に余裕ができてからと思ってたら子供たちが大きくなって一緒に行動するのを嫌がるパターンはよく聞く話です。

愛情をこめて育てることも大切ですが『給料が増えてから』とか『時間に余裕ができてから』というような後回しな態度は子供の未来のためにも止めませんか?

大切なのは今何をしてあげられるか?です。

さいごに

子供の将来は親の育て方によって大きく左右されます。

子供がゲームをやめないという事は、親の言う事を聞かないという事です。これは、親子の信頼関係に揺らぎが生じている証拠です。

しかし、今ならまだ間に合います。子供の心がまだ柔軟なうちなら親子の信頼関係は取り戻せます。

ですが、高校生・大学生くらいになってくると自分で自分のことを考え始め未来のことについても考えられるようになります。

そうした年代になると親の言う事はまず聞かなくなりますし、手を施しても手遅れという事になります。

私の父親は私が30歳を過ぎてからようやく気づいたのか、私との関係を取り戻すべく色々と私の趣味に合わせて会話をし始めてましたが時すでに遅し。

私からしてみれば『今更私に合わせてどうしたいわけ?』と相手にしませんでした。

そうした態度をとってるうちに父親は他界しました。

父は母子家庭で育ったからか本当にわがままで、家族が欲しくて結婚をしたんだと思います。

それなのに家族を蔑ろにして友達付き合いを大切にしていたのだから本当に笑えますよね。

結局父は幸せな家族を手にすることなく死んでいきました。

生きていることだけが幸せと定義するなら幸せだったと思いますが、家族愛にあふれた生活を幸せと定義したら父は不幸な生き方をしたと思います。

子供がゲームをやめなくて困ってるのでしたら、海外じゃなくてもいいんです。一緒に楽しい時間を過ごすことが大切なので。

自分が死を迎えようかという時に自分の子供が内心では『さっさと死ねよ』と思っていたら本当に悲しいですよ。

私は父親が亡くなった時、本当にざまぁみろと思いました。自分を育ててくれた親に対してです。父も不幸だし私も不幸だなと思う。

この記事を読んでいる方には、私と父のような親子関係にはなってほしくないので自分のことを書き綴ってみました。

だから、今を精一杯子供のために時間を使ってあげてください。

私が言えることは本当にこれだけです。

ゲームをやめさせる魔法の言葉は知らないけれど子供の心を動かすには子供のために時間を使って上げることだけだと私は信じています。

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